幼稚園にありがちな迷惑な保護者|油断するとアナタも知らずにやらかしているかも?

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変な保護者ってほんとにいるの!?

ネットで信じられないエピソードの数々を見せ付けられ、辟易してるママさんも多いことでしょう。でも一歩間違うとあなた自身も幼稚園に迷惑をかける困った保護者になってしまう可能性が・・・。

今回はしでかしてしまうかもしれない、ありがちで厄介なエピソードをご紹介します。

後先考えない親切押し売り保護者

はじまりは園での運動会。私たち役員は朝から用具の準備に追われ、競技の間のライン引きや来賓の接待など、テントの内外で忙しく仕事をしていました。午前の競技も終盤に近づき、あと一息でお昼、という頃、本部テントにある保護者×2がやって来ました。

その年中保護者たちは大きなクーラーBOXを抱え、よっこらどっこらとテント下までやってきてクーラーBOXを下ろし、なにやらキョロキョロと探しています。

こんな場合、直感として面倒なことしか起こらないことがわかっているので「私はいません。」と気配を消しつつ、若干姿勢を低くするも、「あ!いたいた!すみません、ぴのこさ~~ん!」とのお声。

近づくと年中保護者×2は満面の笑みでクーラーBOXを開けます。するとそこには保冷材と共に入れられたアイスクリームおよそ30個ほどが。(まさか本部に差し入れ~?困るわぁ~♪)なんて間抜けなことを思った瞬間「これ〇組さんに差しいれでっす!」と無邪気なお声でおっしゃる保護者・・・・。

「いやいやいや、それは困りますよ、差し入れってあーた、この炎天下、園児みんな頑張ってるのに、一クラスだけアイス配れるわけねーだろが!

・・・ととっさの本音はこんな感じでしたが、近頃の保護者は園児より始末に負えない人も多いので、噛んで含めるように諭さねばなりません。

「今日は暑いですし、他のお子さんもうらやましがると思います。全園児ならまだしも、一クラスだけアイスを配ることは出来ないので持ち帰っていただけませんか?」とあまりやさしくない言い方で(私としては最大限)丁重にお断りしました。

すると、「えー、もう買って来ちゃったし・・・、ねえ・・・?」「持って帰れっていわれても~・・・。」とごね始めます。

「じゃあ、運動会が終わって帰り際にこっそり配ってもらえますか?」となおも食い下がる保護者。

「帰り際は閉会式で整列後、保護者が整列してる園児を迎えに行き、クラスごとに集まるタイミングがないのは無理ですね、あ!なんなら終了後先生方に召し上がってもらったらどうですかね?」という私のナイスな提案により、めでたく先生方への差し入れとなりました。要は一般の保護者が公然と先生方に貢物をしたことになったわけです。

表面的には事なきを得ましたが、問題はこの「1クラスだけアイス差し入れ」ることをマズいと判断できない保護者。

自分の子供しか見えていないので、集団の中のわが子として子供を捉えることができません。視野はおよそ直径6センチほど。6センチの視界の中にわが子のみが映り、わが子にピントが合いっぱなし。(主観です念のため。)

そうしてその後、このズームとマクロに特化した親たちによる、貢物合戦が展開されていくのです。

そうです、それこそが園保護者の怖いところ。ほんの小さな穴を見つけてはそれを突破口として、次から次へとエスカレートしていきます。まるで小さかった虫食い穴があれよあれよと衣類を食い尽くしていくように・・・・。

夏休み明けから始まる園への貢物合戦

春に行われた運動会が終わり、祭日のない6月を超えるとまもなく夏休みに入ります。

息子の通う園では夏休みに登園日があり、一週間ほど保育を行うことになっていました。その登園日、私は夏休みも保護者会の用事などがあり、その日も職員室にいました。すると玄関からの保護者の方がいらっしゃいました。

どうやら休み中にどこかへレジャーに出かけ、お土産を買ってきたので・・・、箱の中身をクラスの子供に配って欲しいというのです。

その後先生方と箱をあけて確認してみると個包装になった32個入りのクッキーです。指定されたクラスは29人なので数は足ります。足りますが・・・・。

受け取ってしまったからには配らないわけには行きません。職員が成分を確認すると乳製品のアレルギーで食べられない子が一人。考えた末、そのアレルギーの子供には職員室に買い置きしてあるアレルギー用のビスケットを、他の子にはお土産を全員に配りました。

その日が終わって、夏休みも終わり、九月に入るとご想像の通り貢物が次から次へと集まりました。男女別に違うものだったり、一人一人に小さ目の箱入り菓子であったり、それはそれはエスカレートしていきました。しかも一クラス分だけ。

さらに困ったことに、包丁で切らなければならない、カステラ菓子のような生ものまでもが登場。個包装でもないのでお皿のある給食時に配るしかありません。これには職員4人がかりで等分に切るために四苦八苦。給食の時間が終わるまでに何とか配り終えたものの、疲労困憊です。しつこいようですが1クラス分だけ。

もうね・・・、アホかと。保護者は先生にこんな仕事をしてもらうために高い月謝を払っているわけではありません。

こんなにお土産合戦になってしまってはレジャーに行くたびに「クラスのお土産を買いたい!」って色んな子が言っているはずですよね、そりゃ子供だもん、うらやましいです。自分の家も!って思いますよね。そうやってエスカレートしていくのはよくない事だって普通に考えればわかるんですけど、想像力が欠如してる保護者が多いんです。

厄介なのはやっている保護者が「良いことをしている」と思っている点。

これをやめさせるのは非常に厄介です。禁止されたら逆上する保護者が出てきますね、必ず。

今はアレルギーを持つお子さんも多く、お土産はトラブルを招くもとになります。職員が無駄なことに労力を割けば、それだけ子供たちに目が行き届かなくなるということも心に留めておくといいかもしれません。

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