プレ幼稚園では、ママも子供も初めての幼稚園体験になるため、緊張したり、戸惑ったりすることも出てくると思います。
そこで今回は、プレ幼稚園に通うことになった時に、心がけておきたいことについて考えてみましょう。
プレ幼稚園に楽しく通うために
初めて幼稚園という場所で、知らないお友達や先生と一緒に活動をするとなると、どんな子供でも緊張してしまいます。
また、集団に慣れていないため、泣いたり、お友達とトラブルになったりすることも考えられます。ママは、以下のようなことを心がけておきましょう。
トイレの場所は事前に把握しておく
子供は緊張しているとトイレに行きたがらなかったり、逆に、突然トイレに行きたいと言い出すこともあります。
そういう時に慌てないよう、ママは幼稚園に行ったら、まずトイレの場所をしっかり確認しておきましょう。
無理にお友達と遊ばせない
最初のうちは、お友達と上手く関わることができなかったり、おもちゃや絵本を取り合ったりすることも多いものです。
子供同士も、お友達と遊ぶことや集団での遊びにまだ慣れていませんから、それは当然です。子供たちが仲良く、楽しく遊べるようになるまでには、時間が必要ですから、ママは最初からお友達と遊ばせようとしたり、上手く遊べないからといって子供を責めたりせず、ゆったり見守りましょう。
行事の練習やの参加は無理強いしない
幼稚園によっては、運動会や発表会などの行事に参加するため、プレの時間に練習をすることもあります。しかし、子供がそれを嫌がる場合は、無理強いしないようにしましょう。
プレの場合は、絶対に行事に参加しなければならないわけではありません。ママは、入園してからも嫌がったらどうしよう…と考えてしまうでしょうが、無理に参加させると幼稚園自体を嫌がってしまいますから、子供の気持ちを尊重しましょう。
皆で一緒にダンスをするというのがとても嫌だったようで、ダンスの練習の時間になるといつも泣いて私に抱っこをせがんでいました。結局、プレの間は運動会などの行事には出席しませんでした。
私も、入園後も嫌がって運動会に参加できないのではないかと悩んだのですが、1年後、入園した息子は誰よりも張り切ってダンスやかけっこの練習をしていたのです。プレと実際の入園後では、先生やお友達との関わりの密度が違うため、そうした行事に対する子供の気持ちやモチベーションも変わってきます。
息子も、皆で一緒に何かをするということに対する気持ちの持ち方が、1年でかなり変化したようです。
ですから、たとえ今行事に参加したがらなくても、プレの段階では無理をすることはありません。
先生が参加を強制する時は
厳しい幼稚園では、子供が泣いて嫌がるのに、プレの先生が練習や行事への参加を強制することがあるかもしれません。
行事に喜んで参加する子供がいる一方で、嫌がったり泣いてしまったりする子供がいるのは、十分に考えられることです。それを一律に参加させようとする先生がいる園は、入園してからも子供が辛い思いをする可能性があります。
子供に合わない幼稚園に無理に通うことはありませんから、そのような場合は、別の幼稚園も視野に入れて検討した方がいいでしょう。