年長さんの入学準備|小学校生活でつまづかない時計の読み方練習法

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入学して小学校の生活が始まると、1時限目、2時限目などの時間の区切りに従って行動することになります。

幼稚園では先生の丁寧な声かけや指示がありますが、小学校に入れば、先生は一人ひとりの子供に丁寧に声かけをしてくれるわけではありません。入学したばかりの1年生なら気をつけて見てくれるでしょうが、次第に、子供たち自身で自主的に時間を守ることが求められます。

そこで、入学前にしておきたいのが「時計を読めるようになる」ことなのです。

最近ではチャイムのない学校も増えている?

私たちが子供の頃、小学校では授業の開始と終わりを知らせるチャイムが鳴るのが当たり前でした。チャイムを合図に、校庭で遊んでいた子供たちが一斉に校舎へ走って行く光景を思い出すパパやママも多いことでしょう。

しかし、最近ではチャイムを鳴らさない小学校も増えています。

私の子供が通う小学校でも「ノーチャイム」を導入しているため、学校では一度もチャイムが鳴りません。ノーチャイムとは、子供たちが時計を見て自主的に行動すること、時間管理ができるようになることを目指して、あえてチャイムを鳴らさない取り組みです。

そのため、子供たちは自分で時計を見て行動をします。

低学年の子には少し難しそうに思われるこのノーチャイムですが、上級生が時計を見ながら行動していると、低学年の子もそれにならって行動するため、自然に時計を見る習慣や、「この時間には教室に入らなければならない」という感覚が身についていきます。

そして、1年生でも自分で時計を読み、時間を考えて行動することを覚えていくのです。

時計を読むことは学校生活の基本

もちろん、チャイムのある学校でも、時計を読んで行動することは大切です。

たとえば、給食の時間には先生から

「何時何分までに食べ終わるようにしましょう」

と言われることがあります。

学校によっては、チャイムが鳴る前に着席するなどの「5分前行動」が求められることもあります。時計を見て時間を把握し、次の行動をすることは、学校生活を円滑に送るための基本でもあるのです。

年長さんならだいたいの時間が読めればOK!

小学校では1~2年生で時計や時間の長さについての学習をしますが、この単元はつまづく子供が意外に多いのが特徴です。

デジタル時計の普及もあり、アナログ時計が読めない子供も増えているのですね。それを考えると、入学前の子供は尚の事、時計の読み方も時間の感覚もまだあやふやで難しく感じるでしょう。

でも、年長さんであれば、アナログ時計でだいたいの時間を把握できていればOK。時計や時間を覚えるために、次のようなことをしてみましょう。

  • 大きめのアナログ時計を用意して、文字盤にそれぞれ違う柄のシールを貼る
  • 「◯のシールのところに長い針がきたら、お風呂に入ろうね」などと、シールを認識するように声をかける
  • 数字が読めるようになったら「長い針が12、短い針が6になったら、ご飯にするよ」「長い針が3になったら、ママに教えて」など、数字を使って指示をする

このような方法で、食事、遊び、お風呂などの行動の区切りとともに、親子で頻繁に時計を見るようにします。そして、時計を見て行動すること、行動の見通しを立てることを、根気よく教えていきましょう。それだけで、子供は自然に時間を覚えてくれますよ。

ちなみに、「5分たったら」「あと10分で」など、時間の単位を伝えるのはNG。時間の感覚がまだ曖昧な子供は、混乱してしまいます。

できるだけ「時計の針が数字の◯をさしたら」という言い方を心がけるといいかもしれませんね。

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