励ましや気遣いが裏目に?子供の気持ちを折ってしまうママ友のやさしさとは

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多くのママが経験していることですが、幼稚園に通っている子供は、ある日突然「行きたくない」とぐずることがあります。

これといった理由が思い当たらない時もあれば、先生やお友達と合わない、幼稚園の活動が嫌など、さまざまな理由があることも。

「行きたくない」と泣いても、子供自身が頑張って気持ちを切り替えて幼稚園に行こうとするなら、親としてはそれをそっと見守りたいですよね。

しかし、こうした子供の気持ちが簡単に崩れてしまうこともあるのです。

ママ友の何気ない一言で泣き出す子供

私の息子は、一時期幼稚園に行くのをとても嫌がって泣くことがありました。

いわゆる登園拒否状態で、泣いて手が付けられないこともあれば、ご褒美につられて幼稚園へ行くこともあり、不安定な日々が続きました。

なだめたりおだてたり、時には叱ったりしながら、毎日いろいろな方法で何とか子供を幼稚園に行かせようとしていましたが、その甲斐あってか、息子が自分から「今日は頑張って行く」と言い出すことも増えてきました。こうなったら、余計なことは言わずに黙って見守るに限ります。子供が自分で立て直した気持ちのバランスを、親の不用意な言葉で壊してしまってはいけないからです。

しかし、幼稚園に着くと、どうしてもお友達のママ、つまりママ友と顔を合わせることになります。息子が幼稚園を嫌がっていることを知っているママ友の中には、息子に対して

  • 「今日は大丈夫?」
  • 「悲しいことない?」
  • 「ママが大好きだよね、一緒にいたいよね」

などと、優しく声をかけてくれるのですが、これが絶大なる逆効果を生んでしまいます。今まで、一生懸命頑張ろうと思って張り詰めていた息子の気持ちが、その一言で切れてしまい、一気に泣き出してしまったのです。

気遣いが裏目に出ても、それを指摘できない辛さ

ママ友に悪気がないのは、よくわかっています。

息子のことを気にかけてくれているからこそ、優しい言葉を掛けてくれたのでしょう。しかし、その一言が子供の気持ちのバランスを崩すことになってしまったのです。

こうしたことがあってから、私は登園する時間を少し遅くして、ママ友となるべく会わないようにしていました。

これが自分の親やパパの親であれば、私も遠慮なく指摘して、息子に声をかけないようにお願いするのですが、悪気がないからこそ、そして子供を介した付き合いのママ友だからこそ、優しく声をかけてくれるのを「やめてくれ」とは、やはり言いづらいのです。

子供が泣いていても親に任せるのが吉

こうしたことで、私はたとえ親しいママ友の子供が幼稚園に行きたくなくて泣いていたとしても、不用意に声をかけないよう気をつけるようになりました。

幼稚園に来るまでには、子供の心の中でいろいろな葛藤があります。その葛藤を乗り越えるのは、子供自身。子供が自力で頑張ろうとしているところに、ほかのママが気を遣って優しい言葉をかけても、それが裏目に出てしまうこともあるのです。

子供が泣いている時は、何か声をかけてあげたくなっても、グッと我慢。その子のママに任せて、そっと見守るのがベストな対応かもしれませんね。

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