私は都市部の「保育園激戦区」に住んでいます。
限られた育児休業期間内で、子供を保育園に預ける必要がありました。
共働き家庭ですし、送り迎えや保育料など、少しでも有利な認可保育園に入園したいものですよね。
ここでは私が実体験から知った保育園入園までの実情と、第1希望の認可保育園に入園するために行ったことを伝えさせていただきます。
途中入園は無理!保育園募集の実態
殆どの保育園は10月前後に受付を行い翌年4月に入園します。
申し込み時期は自治体によって変わりますので、必ず市に確認しておきましょう。応募状況や保育園の第一希望がどの位あるのかといった情報が得られます。保育園選びの参考になるでしょう。
さてうちの場合ですが、どのクラスも定員数以上の応募が有りました。特に認可保育園の2歳児の受け入れ可能数は、ほぼ空き0の状態。
4月で定員いっぱいに受け入れるため、途中月入園を希望されるお子さんがいても、転勤などの空き待ちとなります。
途中月入園は運に左右されます。可能な限り4月入園を目指したほうが良いでしょう。
入園しやすい年齢としにくい年齢
子供の年齢によっても入園のし易さが変わります。
- 0歳児の4月が比較的入り易いです。
- 1歳児の場合は0歳時の持ちあがりの分だけ定員が減ります。
- 1歳の時に職場復帰を考えるケースが多いです。
このように1歳児の4月入園が多数派となり、希望する保育園の選択が困難になり、0歳児でも途中月の場合は認可外になる可能性が高くなります。
このような場合、通常1年の育児休業を延長する必要も出てきます。
市役所から「2月の保育園の入園ができない」という証明書を発行してもらい、育児休業の延長申請書を会社に提出しました。
知っておこう優先順位が変わる条件
保育園に入園する基準は自治体によって異なります。
必要度が高い順番で保育園の入園が決定します。
私が住んでいる激戦区では、入園は仕事を持つ人が最優先。またその中でも、
- 勤務時間が長い
- 父子、母子家庭
- 現在認可外の保育園に通われている
- ご両親などが近くに住んでいない
などの事情があると優先度が上がります。
うちの場合は、
- 勤務時間が比較的長い
- 近くに両親がいない
この2つの条件を満たしており、選考の際に有利に働いたと考えられます。
事前準備は怠りなくしておこう
第1希望を叶えるためには、事前にどれだけ情報を集められるかがポイントです。
常にアンテナを張り巡らせて事を有利に進めたいもの。
私はこのような事を心がけて行動し、保育園の候補として9箇所ほど目星をつけておきました。
- 園庭開放を利用し雰囲気を確認しておく。
- 認可外も含めて複数の保育園を見学し説明を聞いておく。
- どのくらい第1希望として申し込みがあるか市に確認する。
- 複数の候補から入園しやすい場所を絞り込む。
- 条件が良くても定員が少ない保育園は候補から外す。
- 市の担当者とメールでの問い合わせを頻繁に行う。
認可保育園でも市立と私立とでは保育園の方針が異なります。見学と詳細確認は必須ですね。
保育園は長時間子供を預ける場所。
子供が小さいのでなかなかはかどらない事が多いと思います。第1希望を叶えるのは困難ですが、焦らずに自分自身が納得できる方法で入園したいものですね。