登園して教室に入る前に、愚図ってしまう子どもに困っているママも多いですね。
置いて行かなくてはいけない切なさと、時間がないイライラの狭間で苦しんでしまいます。
大好きで一緒に居たいママが仕事へ行ってしまうのですから、子どもが泣いてしまうのも仕方ありません。「出来れば笑顔で見送って欲しい」などと思うのは、大人の勝手なのかもしれませんね。
1.仕事に行く事を理解してもらう
子どもは、大人が考えているよりも、ずっと賢く、理解力があります。
まだ言葉を話せない年齢だから分からないだろうと考えるのは間違いです。どんな年齢の子どもにも、仕事に行かなくてはならない事をきちんと説明してあげましょう。たとえ言葉が話せない年齢の子どもであっても、きちんと理解しようと耳を傾けているものです。
また、もう少し大きな子どもであれば、理解をしていても駄々を捏ねる事もあります。駄々を捏ねないように、叱りつけても効果はないので辞めましょう。
子どもにも気持ちがあり、分かっていても行かないで欲しい日もあります。「今日はお仕事だけど、休日に○○して遊ぼう」などと約束したり、気持ちを切り替えて上げるようにしましょう。
2.少しだけ余裕をもった登園をする
ほんの5分程度で構いませんので、余裕を持って登園するようにしましょう
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泣いてしまった日には、イライラせずに抱き上げてあげる事が出来ます。電車に乗りそびれてしまうなどの様々な理由で、内心イライラしていると子どもに伝わってしまいます。5分でも余裕があれば、気持ちが落ち着くまで話掛けてあげる事が出来ますね。
ママがイライラしていれば、子どもも神経質に泣いたり駄々を捏ねたりするものです。大きな気持ちで、今日も保育園楽しんでおいでと送りだしてあげるようにしましょう。
「頑張ってね」などは禁句です。
頑張らなくては行けない保育園など、なんの魅力もありませんね。沢山遊んで楽しい1日が過ごせるように、気持ちを盛り上げて上げるようにしましょう
3.潔く諦める
どうにも泣いたり、愚図ったり、どうしようもない日もあるかもしれません。
小さな子どもでなくとも、ママと離れたくない日はあるものですね。怖い夢を見たのかもしれないし、体調が少々優れないのかもしれません。親と言えども、本当の事が分からない事もあるでしょう。
泣いたり愚図ったり、どうしても手が付けられない時には、先生にお願いしましょう。ママと一緒にいるという甘えで、気持ちの切り替えが上手く出来ない事もあります。先生やクラスのお友達、おもちゃなどの効果で、すっと泣き止み遊びだす事もあります。
手がかかる状態の子どもを預けるのは、気が引けるかもしれません。しかし、先生方は、慣れていますので、上手に子どもの気持ちを誘導してくれますよ。どうしても手におえない日には、先生に頭を下げてお願いしましょう。
子供は新しい環境にすぐに慣れるもの
現在は毎朝泣いてしまっていても、三か月後や半年後には泣いていないかもしれません。そのくらい子どもの成長は早いものです。
年齢が上がれば理解する力も付くので、泣き出す子どもは減っていきます。自分が仕事に行ってしまう事をこんなにも大事のように泣いている期間は、とても短いものと言えます。あまり泣いてしまう事を問題と考え過ぎないようにしましょう。
日中もずっと泣き続けているなんて事はありません。子どもの気持ちの切り替えは、見事なものですよ。