本当にいたよ!常識外で迷惑をかける困った幼稚園役員4パターン

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役員さんの中には、ちょっと困った人から、問題外の常識はずれの人まで色々います。ここではそんな多種多様な役員さんをのぞいてみましょう。

1.役員やるんだからこれくらいいいでしょ!我が子の優遇を強要する横暴役員

意外ですか?それとも当たり前?

このタイプの役員さんってとても多いんです。役員決めのときに「園児の優遇は基本的にありません。」と断ってはいても「そうは言っても何かしら優遇してくれるに違いない。」と思ってしまう、形状記憶合金脳をお持ちの保護者。

なんでか知らんけど「役員=特権」と思い込む、わが子だけのために役員をやりたがるタイプ。

それどころか、担任の先生を何十分も捕まえて我が子の悩みを相談したり、仲良しの子と隣の席にするように画策します。ひどいときには担任の先生を変えてくれなんて人も。そりゃもう清々しいほどの自己中っぷり。皆さん同じ月謝を払ってるんですから、こんな勝手なことをしちゃ~いけません。

まあ、ここまでわかりやすければ明らかに変な人なので、相手にされず終わることもしばしばですが、ちょっとタチが悪いのは「ん~、微妙にわがままかも・・・。」というところで攻めてくる役員さん。

たとえば

  • 発表会の配役を考慮して欲しい、あるいは司会など特別な役割をわが子に!
  • 運動会では役員の家族の観覧席を前のほうにして欲しい。

などなど。

「普段一生懸命役員をやっているんだから、それぐらいいいじゃない!」

気持ちはわかりますが、役員の子供が優遇されますと謳ってる園ならともかく、そうでなければ役員だからってそういった類の優遇はないのが基本。それが世の中の流れになっています。そうでなければ役員決めは、各種ネットワークを持った、ベテランママ組の独壇場になってしまう。

こんな幼稚園には注意

もし、基本的に役員の優遇はないはずなのに、結果的にいつも役員の園児が優遇されている園があるとしたら、それは園側の責任でもあります。

その園が少数の強い保護者の意見に流されてしまう体質だということ。それは覚えておくといいですね。そういう園なら他にも同様の問題が起こっているはずです。園児獲得のためにあまりにも保護者を甘やかす園というのも最近増えているように思います。

2.友人を優遇してしまう、群れの諜報員役員

我が子の優遇と似ていますが、このタイプの役員さんは大きな群れ(派閥やグループなど)から送り込まれた、スパイ的役割の役員さんのことが多いですね。個人的にはおとなしく無害な人が多いのが特徴。しかし自分のグループと群れだすと小賢しい自己中キツネに変身するタイプ。

こういう人が役員になったとき、その人の所属派閥は大きな力を持ちます。たとえば園で開催する縁日の出店の話し合いは、そのグループのランチのおしゃべりで決まったことが提案されます。周りのほかの役員さんも、大きなグループに所属している役員さんの意見は、その大きな派閥の意見とイコールであるとわかっているので、反対はまず出ません。
 
話し合いで提案されたことが、あまりにも良くない意見だった場合、本部役員など中央の人が問題点を指摘できれば良いのですが、会長以下本部もまた保護者・・・。気の弱い中央だと結局押し切られてしまう場面も良く見かけます。

役員を引き受けたからには、付き合いと園の仕事は全く別物。情報をむやみに漏らすこともご法度です。ランチのおしゃべりを楽しんでも、園の行事に持ち込むべきではないということを肝に銘じる必要がありそうです。

3.これはまだ口外しないで・・。と言えば言うほどお口がうずくスピーカー役員

大体ご想像の通り、おしゃべり役員さんも本当に困るんです。

次の遠足の場所から、運動会の保護者競技、卒園関連・・・と保護者は知りたいことが満載。もちろん役員さんに聞いてきます。

普通に決定していることだとしても、うっかり「今年はこう決まったのよ。」と洩らしたら最後、尾をつけ、ひれをつけ、旗をつけ、元の形がわからない姿になって一週周って戻ってくるなんて日常茶飯事。

どうして困るのでしょうか?例を挙げましょう。

先生に赤ちゃんができたよ

ある年、運動会も近づいていた役員会の日、ある年長クラスの担任から赤ちゃんが出来たことを打ち明けられました。(年長は3クラスあります。)

お腹の赤ちゃんはまだ宿ったばかりで一番大切なとき。運動会の競技ができないこと、準備等で迷惑をかけることなどを申し訳なく思った先生から「年長の役員さんにだけでも事情を話しておきたい。」と申し入れがあったのです。

即座に(言ったら最後、園中に広まるからよしなって!)と思いましたが「先生、でも皆が黙ってる保障はないと思うよ?大丈夫?」と確認しました。

すると「一応まだ週数も浅く安定していないので口外は控えてくれるよう頼んでみます・・・。」とのこと。

その日は皆さん「ご無理をなさらずに~」とか言って、午前中で役員会は終わりました。

あっというまに尾ひれがついて部外者へ

同日夕方。私と同じクラスの、役員じゃない保護者からメールが入ります。

”〇〇先生、妊娠したんだって?5ヶ月なんだって!よかったねえ~。”(←ちなみにこれはさぐり行為といいます。)

早い・・・、早すぎる。しかも確かまだ妊娠5週・・・。5ヶ月じゃなくて5週だよ!と突っ込みどころ満載のメールに腰を抜かした経験があります。もちろん狸な私は”そんな噂があるんだ~、本当ならめでたいねえ~”と返しますが、この後、この噂がとんでもない事件を巻き起こします。

悲しい結末へ

エスカレートした保護者たちは、運動会で休み休み動く先生を見て確信したのか、それから一月後、本人の確認も取らず色紙とプレゼントを贈ったのです。

もちろんクラスの仲良しママ、いえ有志だけ15名ほどだったでしょうか。それだけなら勝手な行動をする困った保護者たちで済んだのですが、そのとき先生の赤ちゃんは残念ながら流産してしまっていたのです。

私もプレゼントの動きは把握できませんでしたし、軽率に自分のプライベートを洩らした先生にも多少の責任はあるかもしれません。本人に確認もせず、ましてクラスの特定の人たちだけでプレゼントを贈る身勝手な保護者にも非はあります。

しかし、何よりそのときの役員に先生を思いやり、大事なときだからと口外しないでおく節度があれば、こんなことにはならなかったはず。

口の軽いスピーカー役員がいるとろくなことにならないという教訓になった事件でした。

4.役員会に全く出てこない、幽霊役員

「え?あんた誰・・・?」

最後のお疲れ様役員会などで初めて見かける幽霊役員も困ったものです。とにかく全く役員会に出ない人。いるんです。

しつこいようですが、一度も出ないんです。

クラス役員は通常2~3名いますが、その人たちに全てを押し付け知らん顔。最後の役員会は園によって図書券や鉢植えのお花程度のお礼をくれる園もあるので、そのときだけは出てくるんです。

一度も役員会に出ない人なんて確かにレアケースですが、出席率のやけに悪い人は結構います。

一年に何度もある役員会ですから、数回は都合が付かないことも出てくるでしょう。周りの人が変わりに仕事をしてくれたら、今度は自分が・・・、という気持があれば問題ないのです。みなさん忙しいのは同じですからね。役員途中で赤ちゃんが出来た、病気になったなど仕方のない理由もあります。そんな時は誰だってわかってくれます。

でも何の理由もなく役員会に出ない・・・、これはダメです。

私は一度「もう少し、役員会に出られませんか?」と電話でお願いしたことがあります。「あ~、私そういうのちょっと無理なんで、役員会とかは・・・、いいです。」なぜか丁重にお断りされました。(笑)

困った役員さんに薬なし

いかがでしたか?「本当にこんな人いるの!?」と疑っちゃいますね。でもね、いるんです。私だってびっくりしました。

よく考えれば、気をつけないと自分がやってしまいそうなこともあります。

役員をやってれば「あ~あ、ちょっとくらい子供の優遇があればなあ~」なんて誰もが思いますし、今度決まった運動会の保護者競技をネタにランチでおしゃべりとか、まだ誰も知らない秘密をちょこっと友達にだけ!のつもりで洩らす。そんなに特別なことじゃないかもしれませんよね。

でも、保護者会(特に幼稚園)などの特殊な団体の中では、ちょっとしたいつものゆるみがとんでもない事態に発展することが珍しくありません。役員になるならそのことをよく肝に銘じたほうがいいのかもしれませんね。。

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